雨の日、最後の登園

いおり最後の登園。病院にいくため預かり保育。


雨の日、たおをだっこして、自分もだっこして欲しいと泣くいおりにどうすることもできず、私も泣いていた。

傘はいつも片手で持つので手首が痛かった。山道に慣れないころは、たおをだっこした私も、いおりもたおもよく転んで泣いた。おしりは泥だらけ。

いおりがしっかり自分で歩けるようになった頃、たおは抱っこで山を登るには重すぎて、晴れた日でも山道にくると泣くようになっていたたおを雨の中歩かせるのに苦戦し、いつも途方に暮れ、しまいには怒っていたような気がする。


気がつけば2人とも、傘をさして元気に歩く。わいわい歩く。リュックを背負って歩くたおのレインコートはぴったりサイズになりもう少しすると袖が短くなりそうだ。いおりはいつからかレインコートはカッコ悪いようで着ない。


こうやって大きくなるのね。少しづつ少しづつゆっくりと。

 

 

 

ちょっと乱暴な男の子に、落ち着けよ、深呼吸深呼吸…と優しく諭したとか、先生を誘ってランチを食べたとか、お兄さんになった姿にキュンとした、と教頭先生。職員室でも話題だったとか。皆に褒められてまんざらでもなく、たおにもより一層やさしい。

買ってきたかいけつゾロリに夢中。新幹線で読んでもらおうと思ったのにもう読み切ってしまいそう。それにしても突然100ページもあるお話が読めるようになるなんてすごい。こんなふうに突然読めるようになるとは驚き。

 


布団たたみももうすっかり子供たちの仕事。遊んで布団をくちゃくちゃにしていても(だめだけど)ちゃんと寝る前には綺麗にしいてくれる。カドの揃え方が私より数段きれいなことも書き加えておく。

 

f:id:swkaaa:20240326230424j:image